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視覚芸術の道筋を聴覚芸術に

人間は聴覚よりも視覚に頼って生きており、
よって視覚のほうが具体性があると言える。
聴覚を中心として生活する生き物にとっては、
視覚は抽象的だろう。
例えばコウモリとかそうかもね。

で、視覚芸術は意識的か知らないけど、
ギリギリ認識できる何かを描いたじゃん。
印象派辺りからそういう風潮になったのかな?
同じように音楽もその頃、調性とか和声とか崩していって、
何なのか掴めないものになっていった。
どちらも新しい作品を既存の何かにカテゴライズしずらくしていった訳だ。
既存の何かというのは、
美術ならそれは普段目にするものそのもので、
リンゴに見えないものをリンゴって言ってみたりとか。
音楽の場合の既存のものとは、やっぱり音楽であって、
既存の音楽に似付かない音楽を作ったわけ。

で、こっからが今思ったこと。


既存の音楽と言うが、それはつまりケーデンスとかもっと大きな構成とかだ。
分かりやすく言うと、曲がいつ落ち着くのか分かるってこと。
それを認識することが、音楽の音楽たるリニアな音の連なりと言えるんだろう。

しかーし!
複数の音をリニアに認識できる音は、音楽らしくなくてもいいんじゃないかって思った!
ううう、お腹痛い…。
もっとプリミティブに点在する音をリニアにする能力をリスナーに養わせること!
これがリスナーをその音に夢中にさせる原動力に違いない!!

わーなんか悟ったかも!


でもお腹痛い…。
by komitetsu | 2010-02-05 02:24

大人からフィギュアスケート練習、ジャズチェロ、コンテンポラリーチェロ、作曲、 DTM、世界放浪


by komitetsu
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