理想の女性について

谷崎潤一郎の『痴人の愛』を読んだ!
能動的に鑑賞にし、時間芸術である長編小説にかけては、
丁度良いか、少し長いかなくらいの期間をかけて読んだため、
実生活への悟り(?)に関してはなかなか効果的で、
且つ、かなり面白かった!!
読んでて電車の中で音読しそうになるくらい!!
なので、読書として成功したかな。

本に関する感想を書き留めるのも大切だけど、
本の内容と、最近の出来事がタイムリーに一致する内容云々を書こうかなと。


美しい女について!
あーやっぱりこういう内容ですが・・・。


絶世の美女!とか
運命の人!とか
「世界で一番君が美しい!」とか


    あー!全然関係ないけど、
    目が見えない人にとって、美人の定義とは!?
    美女に出会ったときの心を奪われえる感覚をいつ味わうのか!?


最高にいい女に出会いたい!とか、
いろいろ異性に関して、特に男にとっての女ですが。。。
「最高にいい女」とはなんだろう???

ふと気付いたが、
己(「おれ」と読む)は、いつも「最高にいい女」に出会いたく、
「最高にいい女」と付き合いたい!と思っていた。実は。
で、「最高にいい女」とは当然自分にとってのそれで良いわけです。

しかししかし、「最高にいい女」ってのは、
世の中の男全員にとっての「最高にいい女」が存在しないのと同じく、
自分にとっての「最高にいい女」も存在しないんじゃないかと思った!
だとしたら、どこかにいい出会いはないか、と
未だ見知らぬ誰かへの恋慕の情はどこへやったらいいのかーーー。

女性は美しいが故、芸術品のように扱うことはしばしば。
彫刻などの美術品は素材こそ選択するものだが、
作者の脳内のイメージと作品は完全に一致できる。ま、論理的には。
逆に、山、空、花、鳥などの自然の美しさというのは、完全に受身だ。
そして、美術品と自然の美しさの間に存在するのが、女性の美貌!

美貌というのは、ほら、きっと感じたことがあるでしょう。
五感がその美貌的な何かに直面。
その後、どぎまぎさせて、言葉にならなくて、
怖くて相手の顔も見れないし、身動きできない。
でもテンションマックスで、やばい!もっと浸りたい!と思うやつ。
受動的な。一瞬全部の価値観が崩壊する感じ。

とても音楽に似ている。
そこには、美しさと楽しさが同居していて、
気持ちをさらけ出さなきゃいけなくて、無我夢中。
そんで、後で何度も反芻するんだ。
またあんな瞬間が来ないかなって。

平均律と純正律があるが、
平均律は楽しいが美しくは無い。
純正律は美しいが楽しく無い。
楽しいという感情はそれがずっと続くことへの欲求。
美しさへの直面は更なる美しさへの欲求。
これらを互いにせめぎ合わせられるのが、
クラシック音楽の一つの究極じゃない?
バロック後期までくらいは特に。
ま、みんな、特に演奏家は見て見ぬ振りだけど。
どうせ美しさを諦めるのさ。
ただ一人出会ったことあるのは、チェンバロ製作者のおじさん。
彼は美しさを求めてたよ。ほんと、敬礼!

で、話を女性に戻すが。
女性とは対話があって、鑑賞の対象だけではないのです。
対話は能動的で楽しさを求め、鑑賞は受動的で美しさを必要とする。
それらは打ち消しあったり、相乗効果を出したり、
いろんなケースがあるんだろう。
でも、結局、

結局、、、、

なんだろうねー、わからんー。
だから「最高にいい女」なんていないってこと。
ついつい想像しがちなのは、女性の美しさばかりだ。ということか。

ま、価値観人それぞれ。

己は谷崎潤一郎とその辺の価値観が合致したらしく、
つまり女性に対する対話と鑑賞の割合が合致したらしく、
かなり共感を覚えたのでした。

が、最近は結構いろいろ変わってきて、
不思議だけど好きな女性のタイプとか変わるもんだねー。
ま、それはまた今度。
[PR]
by komitetsu | 2010-04-30 23:02 | 生活

チェロ、作曲、DAW、世界放浪


by komitetsu
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31