自分の耳を信用できないので

==お詫び==================

先日のブログで、
「明日明後日に鎌倉組やヒナタカコのライブがあるが、
どちらも全然一番やりたい音楽じゃない。」
というようなことを書きましたが、
かなり誤解されるような文章でした。
当然どちらの音楽も好きだから一緒にやってるのですが、
「一番」っていう点で言うと、追求する音楽は限りなく遠く、
そこに達せられる訳ではない。って意味なんです。
誤解を招いたり、嫌な気分にさせてしまった皆様、
申し訳ありませんでした。

普段一緒にやってる音楽はどれも好きです。
YamoShim、鎌倉組、ヒナタカコ、ナオリュウ、満次郎、
BluckPluck、みかりんこ、DarrenChilton、アカペラ等など、
どれも自分に得るものがあったり、楽しかったりします。
ってかやりすぎ。
いや、現在進行形は6つか。あとプラスソロ活動。
なんか忘れてる人いたらごめんなさい(汗)

=======================

僕が好きじゃない音楽をやってるときの顔は、
相当つまらなそうならしく、大体気付かれ、言われます。
まぁ完全に仕事としての音楽はつまらない時もあるけど。
あと、つまらないって感じた音楽は、また音楽家とは、
「合わないので」って言って、早めに参加しないようにしてるし。

ただ、合うか合わないかが分からないときもある。
というか、かなり分からない。
未だ、音楽を完全に理性的に捉えることが出来ず、
一つの音楽でも聴くたびに変わってしまう。
同じ音でも聴くたびに違って聴こえる。

僕のチェロの師匠と呼べる人が一人いて、
彼はとても耳がいいのに、全部の弦をチューナーで調律してた。
聴けば「自分の耳が信用できないんだよねぇ」って。

それを聴いて以来、僕はいろんな面で、
「自分の耳が信用できない」って言葉が当てはまると思ったし、
しょっちゅう感じるようになった。

その日の気分や流れで耳は元気だったり疲れたり。

Darrenにミックスについていろいろ教えてるけど
(って別に大したこと教えてない)
彼もいつもMy Ears so tiredみたいなこと言ってる。みたいな。
そうなんだよねー。
練習のときとライブのときで同じフレーズも聴こえかた違ったり、
モニターの環境だけで自分の音が全然違ったり。

先日のヒナちゃんのワンマンでは、
モニターにかなり拘ってもらったけど、
結構自分の耳も馬鹿にならないみたいで、
「3kか4kあたりが前と違うんですよねぇ。」みたいに言ったら、
どうやらピアノに使ってるマイクが2種類あるらしく、
前とはやっぱり違うマイクだったかもってことで、
PAさんにとっても耳がいいと褒めてもらった。
このPAさんがまた、とっても可愛いのです。
つまりとっても萌えだった(*´∀`*)

まぁ得たことは、何より客観的な言葉を使うって点。
最近、客観って言葉が僕に来てます。

僕の中の電子ピアノの美味しいポイントは4kで、ある程度4kに近いだろうし、
(僕のミックスしたピアノは埋もれやすい場合、大概4k出してます(笑))
僕の記憶のXのDHALIAはテンポ173で165~180くらに覚えてるし。
(テンポが170って言われたら、最初にDhaliaを思い出します(笑))
僕の中でDの音は、Black Orpheusの弱起の音できっと半音くらい違えどDだし。
(Dのチューニングするときは、Black Orpheusを思い出します(笑))

恥ずかしながらそうやっていろいろ覚えてるのです。

まぁそうやっていろいろ規格化された言葉を使うことで、
自分の耳を信用しなくて済むんです。

でもそれだけじゃ不十分で、耳も使わないといけない。
耳を使うってことは、感情にコントロールされるってことで、
そのときの自分の状態によってまちまち。

で、それらが何故、どういった状況で、普段と違うと感じるのか。
また、どうしたらより客観的に聞けるのか。
主観的にならず、自分の耳に頼らずにいられるのかっていうのが重要。

まぁそんなわけで、
今、主観的につい聴いてしまう曲があって悩ましい。
自分の耳には、音以外のものがいっぱい入ってきて、
それら全部をまとめて音楽がどうであるか判断するからねぇ。
記憶喪失にでもなりたいものよ。

ラヴェルは記憶喪失になったときに、
彼の作品の「亡き王女のパヴァーヌ」を聴いて、
「この曲を作った人はとても才能がある」みたいに言ったそうです。
そんな作品を作りたいものよのう。
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by komitetsu | 2008-11-13 12:15 | 音楽

チェロ、作曲、DAW、世界放浪


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